頭痛の主な原因から対策を知る

「頭痛」とは、もちろん、読んで字のごとく「頭が痛い」ことですが、一体
この痛みはどこからくるのか、考えたことはありますか?

「脳みそが原因?」と思われる方もいるかもしれませんね。
でも、実は日常で経験する頭痛のほとんどは、
頭の血管や、筋肉の緊張から起こっているのです。

ここでは、その理由についてお話していきます。

頭痛の原因はいろいろありますが、簡単に分類すると次のようになります。

血管が原因の頭痛
⇒ 頭の血管が拡張して血管周囲の神経が刺激されることにより頭痛が起こります。

この代表的なものが「片頭痛」、「群発頭痛」と呼ばれる頭痛です。

片頭痛は、頭の片側のこめかみから目にかけて、また、時には両側や後頭部まで
ズキンズキンと脈打つように痛みます。

とくによくみられる前触れとしては、「閃輝暗点」というものがあります。
これは視野の中心にチカチカした光の点やギザギザした線が現れるというもの。
この前触れの後に、頭痛が始まります。

片頭痛の原因は、血管が広がることで血管周辺に起こる炎症です。

群発頭痛は、まるで群発地震のように、
ある一定期間に集中して頭痛が起こることからこんな名前が付けられました。

目の奥をえぐられるような激しい痛みがあります。

どれくらい激しいかというと、睡眠中に目が覚めたり、
転げまわったりするほどの耐え難い痛みです。

原因は、片頭痛と同じく血管の拡張と炎症とされていますが、
実は、はっきりした原因はまだ分っていません。

筋肉が緊張して(凝って)起こる頭痛
  ⇒ 精神的、肉体的ストレスにより筋肉が緊張して起こる頭痛です。

頭が重くなり、締め付けられるような痛みがあるこの頭痛は、
「緊張頭痛」と呼ばれています。

毎日連続的に起こる持続性のある頭痛で、
日常生活が困難になるほどの強烈な痛みはないものの、
疲労感、目の疲れなどを伴います。

主な原因は、首や頭の筋肉の血行障害、要するに肩凝りです。

頭蓋内疾患が原因の頭痛
⇒ 文字通り、頭蓋骨の中に原因があるために起きる頭痛です。
脳腫瘍、くも膜下出血などがあります。

これは、先ほどもご説明した「命に関わる恐れがある頭痛」です。

前触れのない激しい頭痛、今まで経験したことのないほどの
激しい頭痛が突然起こったら、 頭の中に重大な病気が起きているサインです。

命の危険のない慢性頭痛との違いを見極めて、
すぐに病院で診察を受けることが大切です。

もう一度言いますが、高熱、視覚異常、平衡感覚異常、意識の障害、言語障害など
、頭痛以外の症状があったら要注意です!

頭の神経痛による頭痛 血管、筋肉、頭蓋内疾患のほかに、もうひとつ、
頭痛の原因として考えられるものがあります。それは、神経痛です。

頭部に起きる神経痛には次のようなものがあります。

三叉神経痛 ── 額、目、頬、顎、歯茎などの痛み
後頭神経痛 ── 耳の後ろや後頭部の痛み
舌咽神経痛 ── 喉の奥(のどちんこのあたり)に起こる発作的な痛み

三叉神経痛は、よく、群発頭痛と間違われることがあります。

「顔面に突然激痛が走る」という症状が似ているからです。

しかし、群発頭痛は目の奥が痛みますが、三叉神経痛の痛みは顔の表面だけ、
という違いがあります。

この他にも頭痛には様々な原因がありますが、この4つくらいは知っておくと良いでしょう。